技術力

 

自然素材の持つ快適性

自然素材の中でも代表的なものは『木』です。化学建材とは違い、家の中をいつも快適な空気で満たしてくれます。
自然の木は見た目にもやさしく私たちを癒してくれます。木には放出される香りの癒し効果、快適な湿度調整、肌で触れて感じる暖かみがあります。心地いい空間は、気分を落ち着かせてくれます。
自然素材を使うということは、たとえそれが目に見えない部分に使われていても、様々な複合的な作用によって、家族が心から安らげる住まいを提供してくれます。

 

結露のない住まい

一般に結露とは、窓の内側に水滴が付くことを連想しますが、住宅にとって大きな問題となるのが、見えない部分の「結露」です。この見えない部分の「結露」が住まいの根幹を蝕む根本原因といってもいいほどです。
断熱材が壁や、天井、屋根裏、床下などに入っていない、または入っているが正しい施工がされておらず、外壁と内壁の間に隙間が出来ている場合、壁の裏側や床下などの見えないところに結露となり、そこにはカビが発生します。
現在の住宅は気密性が高いゆえに、年間を通してカビが発生する可能性が高まっています。カビを食物としたダニも発生しやすくなります。さらに、栄養豊富で湿った環境にはシロアリが住み着く絶好の場ともなります。
<結露は住宅の寿命を確実に縮めるばかりか、住む人の健康にも重大な影響を及ぼします。

 

 

シックハウス

 

新築やリフォームした住宅に入居した人の、目がチカチカする、喉が痛い、めまいや吐き気、頭痛がする、などの「シックハウス症候群」が問題になっています。
その原因の一部は、建材や家具、日用品などから発散するホルムアルデヒドやVOC(トルエン、キシレンその他)などの揮発性の有機化合物と考えられています。
「シックハウス症候群」についてはまだ解明されていない部分もありますが、化学物質の濃度の高い空問に長期問暮らしていると健康に有害な影響が出るおそれがあります。

 

断熱材ダンパック

 

断熱材ダンパックとは?
ダンパックは、新聞紙の古紙を再び繊維状、綿状にして、防燃処理をほどこしたエコロジカルな住宅用断熱材です。
セルロースファイバー「ダンパック」の7つの特徴
1、高い断熱効果 
2、高い撥水性 
3、優れた吸音効果 
4、害虫をシャットアウト 
5、結露防止 
6、イヤなカビを防ぐ 
7、優れた耐火性能 

 

 

高い断熱効果

 

私たちの身近なものの中で動かない空気は最も熱を通しにくいものです。
 一般の断熱材には、その繊維間に多くの動かない空気を持っているのが特長です。
ダンパックは天然木質繊維を原料として造られており、繊維の緻密な絡み合いによるものの他に、繊維内部の細かい空気胞にも多くの動かない空気を抱えています。細かい空気胞を無数に含むダンパックは優れた断熱効果を発揮します。

 

 

優れた吸音効果

ダンパックは繊維自体の空気胞により、入射した音エネルギーを熱エネルギーに置換えする作用があります。それに加えて繊維同士が絡み合うことにより厚い空気の層を保持しています。
この二重の空気の層がダブル効果で音を吸収しますので、他の断熱材と比べ非常に吸音に優れています。
家の間仕切りや壁、床などにダンパックを施工することで、車の騒音や近隣騒音などの外部からの音と、ピアノ、トイレの排水音などの屋内騒音に対しても高い吸音効果を発揮します。

 

 

 

結露防止

ダンパックは木賃繊維のもっている吸放湿性により、表面結露、内部結露を防ぐのに大きな効果があります。
木材と同様に吸放湿を繰り返し、湿度が上がると繊維内に湿気を蓄え、湿度が下がると放湿し、周囲の空気を調湿する効果を持っています。

 

 

 

優れた耐火性能

ホウ素系の薬品を混人して防燃処理を施しています。木造住宅に使用しても燃えにくく延焼を防ぎます。また有毒ガスの心配もありません。

 

 

高い撥水性

ダンパックは撥水処理がなされているため、万一雨もれがあっても無機繊維のように水を吸って天井が落ちるようなことはなく、早期発見につながります。

 

 

 

害虫をシャットアウト

ダンパックは、ホウ素系薬品による効果で、害虫のエサにならず、また白アリやゴキブリ等を寄せつけない効果があります。またその形状からネズミの巣にもなりません。

 

 

 

イヤなカビを防ぐ

ダンパックは、ホウ素系薬品の効果により、カビや菌の発育を阻止し、建物の耐久性向上に役立ちます。

 

 

制震テープ

制震テープは、高層ビルの制振装置に用いられる粘弾性体を、木造住宅用として両面テープ状に加工したものです。
右上イラストのように、大地震時に柱・梁は平行四辺形に変形しますが、面材は長方形のまま抵抗するので、これらの間にズレが生じ、柱・梁と面材を固定している釘が曲がったり、折れたりします。このため住宅全体が緩み、地震の度に変位が大きくなっていきます。
厚さ1mmの制震テープをこのズレる部位に挟むことによって粘弾性体がグニュグニュ揉まれることで振動エネルギーを熱エネルギーに変換し、住宅の揺れを低減させます。

 

業界最大の制震性能

新築時の住宅は比較的地震の影響を受けにくいのですが、木痩せや度重なる中規模程度の地震で建物がゆるみ、次第に大きな影響を受けることになります。しかし制震テープを用いた超制震住宅は繰り返しの地震にも耐えることが実証されています。

制震テープを使用すれば住宅の揺れ(層間変位)を最大80%低減します。これは制震テープを全体にバランス良く配置し、住宅まるごとで地震エネルギーを吸収しているからなのです。

 

 

住宅まるごとダンパー

制震テープを使用すれば住宅の揺れ(層間変位)を最大80%低減します。これは制震テープを全体にバランス良く配置し、住宅まるごとで地震エネルギーを吸収しているからなのです。

 

優れたコストパフォーマンス

制震テープ住宅は家全体で地震の揺れをやさしく受け止めます。
伝達材が不要、吸収材だけなのでムダがありません。

 

特別な設置空間が不要

断熱材と干渉しないので理想的なダンパー量を確保できます。

 

産・官・学のトップが技術を終結し共同開発

産・官・学のトップである清水建設防災科学技術研究所東京大学の三者が、2000年に高層ビル向けの粘弾性体を両面テープ状に加工し、柱・梁と面材の間に挟みこむことで、大地震時の損傷を極限まで抑えられる住宅制震システムを開発しました。
特許・認定等取得済み 
特許取得 特許庁  第2000-245361 平成19年7月27日
「制振建物ならびに建築材およびそれを用いた制振建物」 
減衰補助部材認定取得(財)日本建築センター減衰補助部材認定 平成25年8月6日 
 「木造軸組構法の住宅に付加する制震テープ」
<建築基準法第20条第四号に規定されている2階建て以下の木造軸組構法住宅にお いて、制震テープを用いても支障がないことを認定されている。 
住宅等防災技術評価取得(財)日本建築防災協会 平成19年7月23日 
 「制震テープによる耐震補強工法」
<昭和56年以前に建築された木造住宅について、制震テープを用いて耐震性能を向 上させることができることを認定されている。

 

優れた長期耐久性を保持

制震テープは熱劣化の促進実験(90℃、8000時間)において、粘弾性体の粘着強度の変化率±10%の範囲を安定推移しています。
※(90℃、8000時間)は(20℃、112年)に相当します。